この章では、Raspberry PI 4向けにあらかじめビルドされたイメージをSDカードに書き込んで動かす方法を説明します。

Windows PCを使用している人はWindows PC向けの手順を、Linux PCを使用している人はLinux PC向けの手順を参照してください。

プレビルドイメージのダウンロード

AGLコミュニティでは、すでにビルド済みのイメージを提供しています。現時点での最新リリースPikeです。

ダウンロードリンクからWebブラウザを使用してプレビルドイメージをダウンロードしてください。ダウンロードに成功すると、agl-demo-platform-crosssdk-raspberrypi4-64.wic.xzというファイルができます。

ダウンロードリンク

https://download.automotivelinux.org/AGL/release/pike/latest/raspberrypi4/deploy/images/raspberrypi4-64/agl-demo-platform-crosssdk-raspberrypi4-64.wic.xz

ダウンロード後の例

ダウンロードしたブレビルドイメージのSDカードへの書き込み

ツール(Raspberry Pi Imager)のダウンロード

WindowsでプレビルドイメージをSDカードに書き込む場合、Raspberry PI公式サイトで配布されているRaspberry Pi Imagerを使うのが簡単です。

リンク

https://www.raspberrypi.com/software/

リンク先のページでDownload for Windowsを選択し、ダウンロードとインストールをしてください。

D


SDカードへの書き込み

Raspberry Pi Imagerを起動してください。起動するとメニュー画面が表示されます。

メニュー画面


最初に「デバイスを選択」を選択し、Raspberry PIデバイス選択画面でRaspberry PI4を選択。

Raspberry PI デバイス選択画面


次に、「OSを選択」を選択します

メニュー画面


OS選択画面で、カスタムイメージを使うを選択します。

OS選択画面


カスタムイメージを使うを選択すると、イメージファイルを選ぶためのダイアログボックスが表示されます。ここで、ダウンロードしておいたプレビルドバイナリイメージを選択します。

ファイル選択画面


次に、「ストレージを選択」を選択します。実際に書き込みを行うSDカードを選択します。

メニュー画面


USBカードリーダを使用している場合はUSB Deviceとして表示されます。誤ってUSBでつないで切る別のディスクに書き込まないよう、十分に注意してください。この例だとD:ドライブにマウントされているとでていますので、これで見分けられます。

ストレージ選択画面


すべての設定を終えたら最後に書き込みを行うために、「次へ」を選択します。

メニュー画面


OSのカスタマイズ設定をするかどうかの確認ダイアログが表示されますが、「いいえ」を選択します。

OSカスタマイズ確認ダイアログ画面


最後に、最終確認画面が表示されます。間違ったディスクに確認しようとしていないかを再確認し、「はい」を選択します・

最終確認画面


書き込みが終わるのを待ちます。

書き込み中画面


書き込みが完了したら。SDカードを取り外してください。

書き込み完了画面






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